柴犬を飼い始めるときに必ず必要な「犬用ケージ(サークル)」。
柴犬は中型犬ですが、子犬の頃から飼うとなると、どんな大きさのケージを用意すれば良いのかわからなくなってしまいます。
私も柴犬の子犬を飼うことを決めてから、ケージ選びには結構悩みました。
近所のホームセンターを周り、実際にいくつものケージを見て、大きさや材質、色、構造などを何度もチェックしました。
そんな中で出会ったのが「アイリスオーヤマ コンビネーションサークル」。
これが我が家的にはとても良く、かなり気に入りました。
そして「これ、柴犬を飼う人にとってかなりオススメだなー」と感じたので、今回はこのケージをご紹介したいと思います!
柴犬用ケージ選びのポイント
柴犬用のケージを選ぶときにはどんなことに注意しながら選ぶべきなのでしょうか。
我が家が実際にケージを購入する際に重視したポイントをご紹介します!
トイレトレーニングがしやすいケージ
我が家がケージ選びにあたって、最も重視したポイントは「トイレトレーニングがしやすい」のかどうかです。
柴犬は非常にきれい好きな犬種といわれます。
生活空間とトイレをおこなう空間を分ける習性があるので、寝床とトイレが近くに有ることを嫌がります。
しかし我が家は犬を飼うことすら初めてのおうち。
トイレトレーニングを上手にしてあげられるのか不安だったので、少しでもトイレトレーニングがしやすいケージを選びたいと思っていました。
トイレをうまくしつけてあげられないのは柴犬にとってもかわいそうですしね。
そういった人向けに「トイレトレーニングがしやすいケージ」というのは実際にいくつも販売されているので、こういったものを中心にケージを選んでいきました。
子犬が成長しても住み続けられるケージ
柴犬は中型犬なので、個体差はありますが成犬になるとけっこう大きくなります。
でも子犬の頃はすごく小さいんです。
だから「子犬のころと、大きくなってから、同じケージでいいんだろうか?」と不安になってしまいます。
そこで色々調べてみるとどうやら、子犬の頃から同じケージを使ってあげるほうがストレスが少ないのだとか。
なので成犬になったときのことを見据えたサイズのケージを買ってあげるのが良さそうですね。
部屋のインテリアに合うケージ
これは好みの範疇ではありますが、室内にケージを置くからには部屋のインテリアを乱さないデザインのものがいいなあと考えていました。
我が家は基本的には成犬になったら柴犬を室外で飼うことを前提にしてはいたのですが、子犬の間はどうしても室内で飼う必要があります。
その間、部屋のデザインとあまりにもかけ離れたケージを置いておくのはちょっとなあ…と思っていたわけです。
なので部屋のインテリアのデザインとある程度調和するようなデザインのケージを探しました。
素材がしっかりしたケージ
柴犬はもともと猟犬ということもあり、「硬いものを噛みたい」という欲求を持っています。
詳しい人などは「歯が痒い」などと表現されますが、柴犬にとってはとにかくガシガシと噛むことが遊びになるわけです。
なので当然ケージの素材をガシガシと噛む柴犬は多いです。
柴犬のケージを探す際は、こうした噛み癖を念頭に置いて「噛んでも痛まない素材」で作られているものを選ぶ必要があります。
時々、木製の素材が使われているケージなどもありますが、わんちゃんが噛みまくってボロボロになる可能性があります。
おしゃれだからと言っても、柴犬にはあっていない可能性もあるので要注意です。
すべての基準を満たす理想のケージ!
そんな我が家にとって、理想的なケージが今回紹介する「アイリスオーヤマ コンビネーションサークル」でした。
それでは、このケージについて実際に我が家で使ってみての感想とともに詳しくご紹介していきます!
トイレ用スペースが分けられている!
このケージの最大の特徴はなんといっても「トイレ用スペースが分けられた構造」にあります。
実はこのケージは、2つの大きさの違ったケージを組み合わせたものなんです。
1つ目は大きいサイズのケージで、幅93cm×奥行65cm×高さ65cm。
2つ目は小さいサイズのケージで、幅47cm×奥行65cm×高さ65cm。
一見別々のケージですが、2つを合体して使うことができるように設計されています。
この小さい方のケージをトイレ用スペースとして使うことができるようになっているわけです。
2つのケージの接合部分はこのようになっています。
2つのケージの間に、柴犬が通過できるように通り道が用意されているわけですね。
こうした構造の何が良いのかというと「犬にとってトイレスペースを認識しやすい」ことがあげられます。
トイレスペースが別の空間として分かれているので、犬も「あ、ここはトイレスペースなんだな」と簡単に理解できるんです。
実際に我が家の一茶(柴犬・生後2ヶ月)も、ケージを使い始めた数日後にはなんとなくトイレスペースを認識しはじめ、1週間も経てばほぼトイレを失敗することはなくなりました…!!
効果てきめん!!
しつけに慣れていない我が家にとって、トイレトレーニングが初めからうまく行ったのはかなり嬉しかったです!
これだけでもこのケージを選んだ甲斐がありました。
拡張可能なナイスアイデアな構造
アイリスオーヤマのケージのもうひとつの大きな特徴は「簡単に拡張できる構造」にあります。
このケージは各パーツが交換可能なため、縦横にケージを付け足して簡単に犬の生活空間を広げることができるんです。
(画像出典:Amazon 販売ページ より)
こんな感じで縦にも横にもケージを連結して増やすことができるんですね!
しかも連結を行うときの手順もかなり簡単!
実際にやってみたときの様子をご覧ください⬇⬇
こんな感じで簡単にパーツを連結することができるんです。
揺れはしますが、結構がっしりと連結できるので犬が暴れても問題ありません。
いやー、ナイスアイデアです。
こんな感じで連結部分も別売されているので、必要に応じて買い足していくことができます。
素材やカラーリングも理想的!
素材に関してですが、スチール材をベースとしてエポキシ粉体塗装を施されたものになっています。
「エポキシ粉体塗装」とは:耐食性・密着性・耐薬品性に優れるなど劣化がしにくい塗装。無溶剤塗料のため、環境に優しく安全。(参考サイトはこちら)
スチール材であれば柴犬が噛み付いても痛みませんし、塗装も安全なものなので安心です。
こうやってガシガシ噛むことが時々ありますが、心配しなくていいので気楽です。
色合いについては落ち着いたダークブラウンなので、多くの家庭で、インテリアに馴染むデザインになっているでしょう。
我が家にはすごく馴染みました。
細かな部分についても丁寧な設計
このケージは細かな部分の構造もとても使いやすいように工夫されています。
そんな細かな設計の丁寧さについても見てみましょう。
2つの扉がなにかと便利
その工夫の1つめが、ケージについている扉。
大きなケージと小さなケージにそれぞれ開閉できる扉がついています。
大きなケージの方には横方向へのスライド式の扉。
小さなケージの方には前後に開くタイプの扉がついています。
これが何かと便利なんですよね。
- 例えばご飯をあげるとき。
- 例えばトイレの掃除をしてあげるとき。
- 例えば遊んであげるために外に出してあげるとき。
上からだけでなく、横から内部にアクセスできると作業効率が一気に上がります。
扉の動きは非常にスムーズで、音もほとんどしないので、犬をびっくりさせることもありません。
とてもよくできています。
屋根を追加できるのもGOOD
このケージ専用の屋根を追加で導入することも可能です。
柴犬が成長すると65センチ程度の高さではそのうちに乗り越えられるようになってしまいます。
そうなると外出中などにケージを抜け出してしまって部屋を荒らしてしまう、なんてことにもなりかねません。
なので、成長に応じて屋根を付けてあげるのは大事なんです。
専用の屋根なのでしっかりと取り付けられるのがいいですね〜
我が家も買ってあげました!
我が家の柴犬の使っている様子
実際に使っているときの様子はこんな感じです。
生後3ヶ月手前になってきて手が一番たかいところに届くようになってきました。
このころには屋根を付けてあげたほうが安心です。
ごろごろして普段は寝ています。
こんな感じで遊ぶことも多いです。笑
動くものについてくるのがかわいいですね(^^)
まとめ:柴犬用ケージとして本当におすすめ
そんなわけで我が家で実際にケージを使ってみた結果として、柴犬用のケージとして「アイリスオーヤマ コンビネーションサークル」が本当におすすめだよ、という紹介記事でした。
このケージの良いところを再度ふりかえっておくと
- トイレトレーニングがしやすい構造が良い!
- 成長に合わせて拡張できるのが良い!
- 素材&カラーリングが良質なのが良い!
という3点でした。
柴犬を飼うことを考えているみなさん、現在飼っているけどケージを変えたいと考えているみなさん、ぜひ検討してみてくださいね!
コメント
これから柴の子犬を迎えるので、ものすごく参考になりました!
同じ商品を買おうと思います!
ちなみに、トイレトレイはどちらのをお使いですか?小さいケージのほうにあるサイズのものがなかなか見つからなくて…